教材の第3回は、弓を持つ右手を体幹からコントロールしていると知ることで、身体から弓まで一体化したボウイングが可能になる、という内容でした。
これは左手にも当てはまることで、腰骨から背骨にかけての骨・関節・筋肉のつながりが作用していることを覚えておきましょう。
練習に集中すると、目で楽譜を見ること、弦を押さえること、弓を弾くことに意識が固定されてしまいがちで、そうするとどうしても身体がこわばってしまいます。
そんな時は、腰を要に身体の中心から動作がはじまっていることを思い出してください。
身体が開くようにのびて、気持ちよく感じることでしょう。

〈参考文献〉
「世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑」 きまたりょう 著 KADOKAWA

◇◆この記事を書いた人◆◇
新井 葉子 Yoko Arai
弦楽アンサンブル亀弦 指導者
コントラバス奏者
アーティスト





